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日本ヒューレット・パッカード、データセンターからクラウドまでを網羅するDockerソリューション群

 Docker技術は、アジャイル開発をサポートする新たなアプローチとして、開発者やDevOpsおよびIT運用の専門家によって急速に導入が進んでいる。この新しいアプローチを支援していくために企業に必要なものは、新しいアプリケーションとサービスをすぐれた費用効果で迅速に展開していくためのハイブリッドインフラだという。

 今回発表されたクラウド、ソフトウェア、ストレージ、サービスを幅広くカバーするソリューションは次のとおり。

 ・Dockerサポートを含む「HPE Helion Development Platform 2.0」

 開発者やIT運用者がマイクロサービスの展開を実現するためのアプリケーション開発プラットフォーム。独自に展開可能なサービスとして、Dockerコンテナに同梱。「HPE Helion Development Platform 2.0」には、コード用ワークフローの構築、テスト、および展開を自動化するための継続的インテグレーションと継続的デプロイメント(CI/CD)サービス「Helion Code Engine」が含まれる。

 ・Docker用「HPE StormRunner」および「HPE AppPulse for Docker」

 開発者とIT運用者が、Docker化されたアプリケーションのテスト、展開、モニタリングを確実に実施するためのソリューション。ヒューレットパッカードエンタープライズ(HPE)の負荷テストとアプリケーション性能モニタリングソリューションは、コンテナ化されたアプリケーションに対するアプリケーションライフサイクル管理やマイクロサービスに対するトランザクションのフルトレース、従来型のバックエンドシステム、そしてスマートクラウドベースの負荷テストに対応する。

 ・「HPE Sitescope」を活用したRemote Docker Swarmクラスタ監視

 ソフトウェアソリューションを監視するエージェントレスアプリケーション「HPE Sitescope」を利用して、Docker Swarmクラスタ全体を管理および監視。「HPE Sitescope」は、Docker Swarmで持つアドレス情報を使用してクラスタマップを自動構築し、クラスタの全5種類のレイヤ、Docker Swarm、クラスタノード、Dockerデーモン、動作中のコンテナ、負荷に特化したモニタリングを監視する業界初のソフトウェア。

 ・「HPE Codar for Docker」

 「HPE Codar for Docker」は、ハイブリッド環境で負荷に応じて継続的にリソースプールからのデプロイを行う。また、従来型やコンテナ化されたものの混在環境でもワンクリックで必要なリソースをデプロイ。「HPE Codar」はDockerから構成情報を収集してCoderで自動デプロイ設計のためのデザイナーで利用。

 ・Docker Machine plugin for 「HPE Composable Infrastructure」

 「HPE OneView」をベースに、Dockerコンテナホストの展開を自動化。これによってIT部門およびDevOps運用者は、ベアメタルインフラ上にDocker環境を自社データセンターや、セキュアな環境下に速やかに配備することができる。このプラグインは「Composable Infrastructure API」として「HPE OneView」上でネイティブで稼働する。

 ・Dockerコンテナ化されたアプリケーション用の永続ストレージ

 フラッシュに最適化された「HPE 3PAR StoreServ Storage」アレイとソフトウェアデファインド・ストレージソリューション「HPE StoreVirtual」は現在、ClusterHQが提供するオープンソースのFlockerアーキテクチャを通じて、OpenStackテクノロジー環境におけるDockerステートフルコンテナの利用をサポート。このアーキテクチャによって、Dockerのユーザーは、データベースなどの永続ストレージを要するアプリケーションもコンテナ化することができる。

 ・エンタープライズグレードのコンテナサポート

 HPEのテクノロジーソリューションロードマップに従って、コンテナ向けに拡張サポートを提供。窓口は1か所に集約され、世界中の専門スタッフにより組織されたネットワークにより、24時間365日対応のサポートを提供。

 ・Docker Reference Architecture

 「Converged Architecture 700」上のDockerを「HPE Helion CloudSystem 9.0」で展開する方法に関して、ベストプラクティスとガイダンスを提供。大規模なハイブリッドクラウドでの性能、拡張性、管理能力を向上させたい場合に適している。

 ・Docker Reference Guide

 社内での「HPE Docker」導入に基づいたガイダンスを提供し、ソフトウェア開発と展開のプロセスの質を高める。「HPE BladeSystem」上のDockerを利用するため、CI/CDパイプラインの効率を向上。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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