PSQL製品は、完全なセキュリティ、暗号化、管理および監視ツールなど多彩な機能を有し、アプリケーション開発のコアシステムとして利用されており、管理者不要(Z-DBA)でTCOに優れたデータベースとしてもさまざまなシーンで幅広く採用されているという。
最新版の「Actian PSQL v12」は、今までのWindows、Linux環境に加え、Mac OS Xに対応したことで、すべてのOS環境で使えるようになり、PSQLユーザーや開発者は、動作環境を気にすることなく利用できるようになった。これまでPSQLで培ってきた機能が、Mac OS Xに対応することで、複雑化、多様化するMac開発においても、データベースの利用を効率化し、最新技術の活用を促進するとしている。
「Actian PSQL v12」の主な特徴は次のとおり。
・業務運用中のデータベース最適化によってパフォーマンスを維持
データの断片化を検出し、修正するツールを追加。最適化中に読み取りおよび書き込みが可能なため、システムを停止することなく、データベースのパフォーマンスを維持することが可能。
・全エディション、ライブマイグレーションを含めクラウド環境を完全サポート
ライブマイグレーション機能がWorkgroupおよびServerエディションでも使用できるようになり、クラウド環境や仮想環境においてモビリティをさらに向上。仮想マシンのライブマイグレーションがPSQLの全エディションで可能に。
・SQL系インターフェイスUnicode化
PSQL利用のグローバル化のため、従来のトランザクショナル(Btrieve)Unicodeデータ・タイプをリレーショナル経由で参照できるように、UCS-2データ用の新しいリレーショナル・データ・タイプが追加され、ODBC、JDBC、およびADO.NETインターフェイスのUnicode対応を実現。
・クラウドコンピューティング実現のためのライセンスモデル
プライベート/パブリック/クラウド コンピューティングに対応したライセンスモデルを提供。全エディションで、製品の認証にマシン名のみが使用されるようになり、ハードウェアなどの構成変更を自由に行うことが可能に。PSQL Vxエディションでは、運用にインターネット接続が不要となり、オフライン認証が可能。また、PSQL Vxは、同時利用データ量のみで制限するライセンス体系となり、コア数、ユーザー数、セッション数を意識することなく利用が可能。クラウド環境構築に、最適なライセンスモデルを提供。