帳票電子活用ソリューション「SVF PDF Archiver」は、スキャニングした紙の画像をPDF化し、指定した条件により自動で「SVF PDF Archiver」内のフォルダーに格納する。格納されたPDFファイル帳票を、データベースのように扱うことができ、膨大な帳票の中から該当する帳票を瞬時に検索し活用できるという。
「SVF PDF Archiver Ver.9.3」では、PDFファイルにタイムスタンプを付与する「SVF PDF Archiver Timestamp Option」を提供する。
「平成27年度税制改正の大網」の規制緩和により、電子署名要件は電子署名が不要となり「タイムスタンプとともに入力者等に関する情報の保存」へ変更された。「SVF PDF Archiver Timestamp Option」は、この規制緩和に対応したPDFファイルにタイムスタンプを付与する機能になる。
「SVF PDF Archiver Ver.9.3」の特徴は次のとおり。
(1) 人が紙をファイリングする際に決定した仕分けの決まりやルールをPDFファイルの運用管理に適応することができる。紙やPDFから日付、数字、文字列などの条件を設定することで、部分一致や範囲検索も実現するほか、検索条件にヒットした帳票一覧リストを出力することもできる。
(2) 原本はそのままに、セキュリティ(パスワード設定・印刷不可設定・透かしの埋め込み・アクセス制御・マスク[秘密事項など重要な箇所を非表示])に関して運用の利便性を考慮しながら緻密に設定できる。
(3) 蓄積されたPDFファイルや帳票印刷データをタブレット端末上で閲覧、印刷、スタンプ付与、画像貼り付けなどが可能。