「F3」は地方銀行で多数の利用実績を有しており、長年にわたり営業交渉履歴、応接記録、お客さまの声などの管理に活用されている。「KIBIT」は、金融機関が保有する膨大なデータを解析することにより、従来難しかったテキストデータの網羅的なチェックや、作業時間の大幅な短縮、費用の削減を通じて、より高度な業務への人材投入などを実現しているという。
両社では、「F3」と「KIBIT」のスムーズな連携を行うことで、保有するビッグデータを短時間で効果的に活用できる仕組みを提供し、金融機関が目指す、お客さまや地域に向けたきめ細やかな支援の実現をサポートするとしている。
両社は、CRMソリューション「F3」と人工知能エンジン「KIBIT」を連携させた解析サービスにより、下記のような活用や効果を想定している。
- 営業交渉履歴、日報など大量のデータの中に埋もれている営業チャンスの発掘
- お客さまのライフイベントが発生したタイミングに応じて、最適な商品抽出を実現
- コンプライアンス遵守の観点での応接記録チェックによる「お客さま本位の取引」の実現
- 「お客さまの声」に占める満足度の割合や推移の定量値化によるロイヤリティの向上
- 社員、行員の商品理解力のチェックや、報告書等の文章作成力の向上など社員教育での活用
- ビジネスマッチング事例や成功事例など、お客さまに役立つ、最適な情報の抽出

この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア