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デル、最新シンクライアント「Dell Wyse 5070」と「Wyse Converter for PC」を発表

2018/06/01 16:00

 デルは、シンクライアントプラットフォーム「Dell Wyse 5070シンクライアント」と、Windows 7または10を搭載する既存のPCをシンクライアントとして再利用することができるソフトウェアソリューション「Wyse Converter for PC」を発表した。また、シンクライアントOS「Wyse ThinOS 8.5」、オペレーションツール「Wyse Management Suite 1.1」の刷新も発表した。

「Dell Wyse 5070シンクライアント」

 「Wyse 5070」は、エンタープライズ全体の単一シンクライアントプラットフォームでの標準化を大幅に合理化することで、企業・組織のIT部門によるデプロイを容易にし、シンクライアントのメリットであるセキュリティ、コスト、管理性を改善また拡張した。

 ・ソフトウェアとアプリケーションの汎用性:Citrix、Microsoft、またはVMware仮想ワークスペース環境にインストールし、デル独自のWyse ThinOS、ThinLinuxオペレーティングシステム、Windows 10 IoT EnterpriseからOSを選択できる。また、Office365やGoogle Docsなどの一般的なWebベースの生産性アプリケーションもサポート。

 ・将来に配慮した機能:「Wyse 5070」には現在と将来的なオフィス環境向けの機能として、マルチメディアおよびグラフィックスを多用するアプリケーション向けの本格的な4Kグラフィックスのサポート(60Hzで複数モニタの4K解像度)などを搭載。接続オプションには、複数の統合型DisplayPort、USB 3.1 Type C、有線/無線接続が用意されている。また、物理的にコンパクトな設計に21個のポートとスロットを備え、優れた拡張性を提供。

 ・前世代モデル並みの価格:前世代モデルと比較しワンランク上のパフォーマンスを提供しつつ、「Wyse 5070」の価格は同程度に抑えられている。また、主な競合製品と比較しても、優れたパフォーマンスと多くのオプションを有利な価格で提供する。

「Wyse Converter for PC」

 「Wyse Converter for PC」は、Windows 7または10を搭載する既存のPCをシンクライアントとして再利用することができるデルの新しいソフトウェアソリューション。これにより、初期投資をかけず容易にシンクライアントとして使用可能になる。

 従来型のPCをシンクライアントのような端末に転換してセキュアでパワフルなVDI環境のメリットを追加したうえで、既存のPCをより長期にわたり活用することができる。変更後のエンドポイントは、Windowsを搭載した通常のシンクライアントと同様の機能を備え、数世代にわたり信頼性の高いセキュアな仮想デスクトップ体験を提供するハードウェアとして活用することができる。

 「Wyse Converter for PC」は、デバイスのOSをロックダウンし、「Wyse Management Suite 1.1」(またはそれ以降)と利用することでリモート管理ができるセキュアなシンクライアントとして使用可能になる。Windowsのソフトウェア保証はデバイスに保持され、Skype for Businessなど既存の業務アプリケーションを使用できるように設定できる。「Wyse Management Suite」は、デルの製品を除くWindows 7または10が動作するあらゆるPCに導入できるため、さまざまなメーカーの製品が混在する異機種環境にも対応する。

「Wyse ThinOS 8.5」

 ・Citrix RealTime Media Engineおよび複数のオーディオ端末をサポート:アップグレード版HDX RealTime Media Engineおよびセカンダリリンガーを含めたオーディオの主要サブシステムの強化機能サポートによるユーザーエクスペリエンスの向上。

 ・Citrix NetScalerエクスペリエンスの向上:Citrix NetScalerを通じた二要素認証とSMSパスコードのサポートによるセキュリティの強化。

 ・Microsoft RDP10 サポート:既存のハードウェアエンコーダ/デコーダを用いた画質や読みやすさの向上。

 ・VMware Blast Extreme向けアクセラレーション:VMware Blast Extremeプロトコル向けハードウェアアクセラレータが内蔵GPUを介し、最大1920×1200ピクセルの解像度で高画質のビデオやグラフィックに確実に対応。

「Wyse Management Suite 1.1」

 2017年中頃に提供を開始した最新のクライアント管理ソリューション「Wyse Management Suiteのアップデートも行う。「Wyse Management Suite 1.1」によって、これまでWyse Device Manager製品を利用していたユーザーは、容易に「Wyse Management Suite」に移行できる。

 このソリューションは、1万台以上のWyseシンクライアントの構成、監視、管理が確実に行え、オンプレミス、クラウド、または両者を組み合わせた形でも利用することができる。また、新たにセルフガイド機能が追加され、さらに容易に使用できるようになった。さらに、「Wyse Management Suite 1.1 Pro」のユーザーは、モバイルアプリを通じた管理もできるため、リモートからでも重要なアラートや通知を表示させることができる。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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