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エルテス、エストニア・サイバネティカ社と連携し「情報銀行」向けのソリューションを提供開始

 ■情報銀行とは

 IoT、AIの発展により、膨大な量のデータを収集・分析する環境が整いつつある中、パーソナルデータ(個人データ)の利活用が注目されている。パーソナルデータを利活用する仕組みの1つである「情報銀行」について、政府は2019年3月から事業者認定を開始することを明らかにしており、多数の企業が参入を表明するなど、本格化が進んでいるという。

 情報銀行とは、個人からパーソナルデータ(プロフィール、購入履歴、健康情報など)を預かり、預かったデータを個人に代わって管理・提供し、得た利益を個人に還元する仕組みになる。個人は金銭やクーポンといった報酬のほか、情報銀行から提供されたデータを活用した企業が個人のニーズに即したサービスを提供できるようになるため、生活のあらゆる場面で利便性が改善されていくことも期待されているという。

 情報銀行を立ち上げるにあたって、技術面においては、セキュアに複数のデータを交換・処理できるデータベース連携、データの提供を容易にするユーザビリティ、信頼性を担保するセキュリティ対策が必要になる。

 ■分散データベースと本人認証技術を採用

 このソリューションでは、提携パートナーであるサイバネティカ社の持つ分散型データベース「UXP」、および本人認証技術である「SplitKey」を採用している。

 「UXP」を用いることで、複数のデータベースを容易にかつ低コストで接続することができる。また、「SplitKey」を用いることで、セキュアかつわかりやすいGUIをユーザーへ提供することが可能だという。エストニアの電子政府基盤システム「X-Road」はこれらをベースに構築されており、既に安定運用されているなど、確かな実績を有している。

 また、エルテスの持つ内部脅威検知ソリューションやデジタル信用調査ソリューションを用いて、情報漏えいや暴排など、情報銀行や利用事業者が備えるべきセキュリティ対策も併せて支援するとしている。

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