全国銀行協会および全国銀行資金決済ネットワークは、入金消込処理の効率化を目的に企業間の銀行送金電文を国際標準であるXML電文に移行し、送金電文に商流情報の添付を可能とする仕組みとして全銀EDIシステム(ZEDI)を2018年12月に稼働した。
キヤノンITSはこのZEDIを活用し、経理業務を効率化するEDI製品として「EDI-Master B2B Gateway ZEDI連携オプション」を販売開始する。
「EDI-Master B2B Gateway」に「ZEDI連携オプション」と既存の「JX手順(クライアント側)オプション」を組み合わせることで、ZEDIでの接続に必要となる「XML電文作成・変換」「JX手順通信」「クライアント証明書の取得・更新」といった機能を利用することが可能となり、入金消込処理の自動化や電子領収書による新たなサービス利用など、金融EDI情報を活用した大幅な業務の効率化を実現することができるという。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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