日本の実情が反映された新国際標準「X.1060」とは何か 編纂者がセキュリティの変遷から紐解く
【第1回】国際標準「X.1060」概説
2021年6月末、ITU-T(国際電気通信連合の電気通信部門)にて承認された、国際標準「X.1060」。同ドキュメントを参照しながら、エディタの一人として策定に携わった武井滋紀氏がセキュリティの体制づくり、運用の要諦を解説します。第1回では、そもそも「X.1060」とは何なのか、その背景から紐解いていきます。
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武井 滋紀(タケイ シゲノリ)
NTTテクノクロス株式会社 セキュアシステム事業部 アソシエイトエバンジェリスト
CISSP、情報処理安全確保支援士。
各社のセキュリティ運用体制などのコンサルティングに従事するとともにエバンジェリストとして活動。日本セキュリティオペレーション事業者協議会の副代表などとしても活動し、国際...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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