SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2022

2022年9月16日(金)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

週刊DBオンライン 谷川耕一

進むクラウドDB活用、そのメリットとRedshiftのコスト課題解決方法をアシストに聞く

 AWS上のデータベースといえば、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Redshiftがある。中でもデータ分析基盤として使われるのがRedshiftだ。ユーザー企業が、クラウド上でデータ活用としてRedshiftを使うメリットは何か? また大量データ分析をする上でのコストの問題の解決方法とは? アシストの小野明洋氏が解説してくれた。

Amazon Redshiftの割高感を解消できるRA3インスタンス

 パブリッククラウド市場の先頭を走るAmazon Web Services(AWS)では、さまざまなデータベースサービスを提供している。トランザクション系にはAmazon RDSやAmazon Auroraがあり、情報系の処理にはAmazon Redshiftがある。他にも用途ごとに、多様なデータベースサービスが用意されている。AWSはOracleのように1つのデータベースでさまざまなデータタイプを扱うのではなく、データタイプごとに特化したデータベースを用意し、顧客が適宜選択、組み合わせて利用する方針をとっているのだ。

 AWSを利用する多くの企業は、データ分析基盤にAmazon Redshiftを使っているだろう。これはオープンソースソフトウェアのPostgreSQLをベースとしたデータウェアハウス専用のデータベースサービスだ。データを構造化して蓄積し、高速なデータ分析処理が行える。

 Redshiftを使えば、AWS上で容易にデータウェアハウスが構築できる。その際にも、大規模データベースの面倒な運用管理の手間はない。そしてクラウドの特性を生かし、拡張も容易にできる。しかしながら、極めて大量のデータを高速に処理したいとの要望を満たそうとすると、Redshiftはコストが高くなるとの声も聞こえる。

 これは従来のRedshiftで用意されていたSSDベースのDC2、HDDベースのDS2インスタンスは、データを処理するコンピュートノードが個別のストレージを持つアーキテクチャとなっているためだ。この構造では性能を増強するためにコンピュートノードを追加すれば、ストレージもセットで増える。またデータ容量を増やそうとすれば、性能が足りていてもコンピュートノードも追加される。つまり性能とストレージ容量が常にセットで拡張されるため、結果的にコスト高になることがあったのだ。

 この課題を解決するのが、RA3インスタンスだ。「従来はサーバーとディスク部分が全部セットで、そのセットになっていたものをシンプルにデータ領域とサーバー領域に分けるようにしたのがRA3」と言うのは、株式会社アシスト クラウド技術本部 技術統括部 クラウド技術部 2課 課長の小野明洋氏だ。

 たとえば、大量データを処理したいが性能要件はそれほど厳しくないことがある。RA3でサーバー領域とデータ領域が分かれたので、1ノードや2ノードの安価な構成でも大量データを扱える。このような「融通を利かせた構成」がRA3インスタンスの特長だ。ノードをたくさん並べてもディスク領域はそれほど使わない、データはそれほど多くないが多くのコンピュートノードを使い高速な処理をしたいといった要望にも柔軟な構成で対処できる。さらにRA3インスタンスのディスク領域は、利用した分だけが拡張される。結果的に余分なノードやディスクをあらかじめ確保する必要がなく、コストの最適化が図れる。

 [画像クリックで拡大]

次のページ
コンピュートノードとストレージを分離したことによるRA3インスタンスのメリット

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 谷川耕一連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/16621 2022/09/15 10:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年9月16日(金)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング