「週刊DBオンライン 谷川耕一」連載一覧
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2021/02/24
オラクル三澤新社長が久々にデータベースを語る 「21c」のコンバージド・データベースの優位性とは
2021年2月14日、日本オラクルがコンバージド・データベースの最新バージョン「Oracle Database 21c」を発表した。まずはOracle Cloud上のAutonomous Databaseのサービスとして提供し、後にオンプレミス版も予定されている。Oracle Database 21cでは、変更不可能なブロックチェーン表、インデータベースJavaScript、ネイティブJSONバイナリ・データ型、インデータベース機械学習用のAutoML、永続性メモリストアなど200を超える機能...
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2021/02/09
Blue Prismは脱RPAへ、次なるデジタルワーカーツールの市場をめざす
Blue PrismはRPAという言葉の生みの親。個人の作業を簡単に自動化する「便利ツール」として普及したRPAだが、現在ではセカンドフェーズに入ってきたという。新たなデジタルワーカーツールへの進化をめざすBlue Prismの日本法人に話を聞いた。
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2021/02/01
横断的な検索、分析が強みのElasticsearch 国内資産運用会社の40億件データでも活用
分散型のデータ検索、分析エンジンであるElasticsearchは、Elastic社が管理するオープンソースプロジェクトで開発されている。もともとはElasticのCEOであるシャイ・バノン氏が、料理のレシピを検索するのに苦労している妻の様子を見て、たくさんのレシピサイトの情報を効率良く検索できる仕組みとして構築したものがElasticsearchの原型だ。
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2021/01/21
弱点だったMySQLのデータ分析処理がOCI上のアドオン機能で大幅に高速化できた理由
Database as a Service(DBaaS)を利用するのが、当たり前となりつつある。各クラウドベンダーのサービスラインナップには、さまざまなデータタイプに対応するデータベースのマネージドサービスがあり、その中にはMySQLをベースにしたものも多い。MySQLの本家Oracleでは、Gen2と呼ぶ新しいOracle Cloud Infrastructure(OCI)で、2020年9月からMySQLのDBaaSの提供を開始した。
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2021/01/07
2021年は「分散した働き方」のテクノロジーに注目
2020年から始まったリモートワークのニーズは、2021年になった今も衰える気配はない。再度の緊急事態宣言が発せられようとしている年頭に、新しい「分散した働き方」のためのソリューションがあらためて注目される。筆者が注目するのは、VDI、ゼロトラスト、クラウド認証基盤などのSaaS群だ。
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2021/01/05
あの女子高生AI「りんな」がMSから独立、新会社「rinna」で活動中!
2015年8月にマイクロソフトによりLINEに登場した、リアルな「女子高生」感が反映されたAIキャラクター「りんな」。女子高生のように会話ができるAI技術が、大きな話題となった。この自然な会話を続けることができるりんなの会話エンジンの技術を持って、2020年8月にマイクロソフトから独立し活動を始めたのがrinna株式会社だ。
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2020/12/17
三澤新社長のもと日本オラクルは顧客から信頼されるテクノロジーアドバイザーになれるか
日本オラクル 執行役 社長に就任した三澤智光氏が会見を開いた。筆者はオラクルの社員だった頃、三澤氏の部下だったこともある。新社長としてのお披露目の場で、どのような発言が飛び出すのか期待し会見に臨むこととなった。
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2020/12/16
新CEO体制のTeradataが戦略語る:データ分析プラットフォーム「Vantage」でクラウドファーストへ
データウェアハウス用のアプライアンス製品の老舗ベンダーであり、最近はトータルなデータ活用のクラウドデータ分析プラットフォーム"Vantage"を提供するTeradata。2020年6月には社長兼CEOとして、新たにスティーブ・マクミラン氏が就任し、新体制でクラウドに注力し顧客のデジタル変革を支援しようとしている。Teradataの新たなクラウドの戦略、日本での対応状況について、Teradata アジア太平洋地域及び日本、ヨーロッパ、中東、アフリカ担当 エグゼクティブ・バイス・プレジデントのキー...
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2020/12/01
「Qlik Sense」解説書の著者が語るニューノーマルでのアナリティクスとデータ活用
コロナ禍で生活や仕事の環境のさまざまな部分でオンライン化、デジタル化が加速している。今はまだ感染防止のための緊急避難的な側面が強いが、今後はオンライン化、デジタル化で得られる新たなデータを活用できるかどうか。それが、企業のデジタル変革、さらにはニューノーマルな時代での生き残りに大きく影響しそうだ。
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2020/11/27
Workdayが日立ソリューションズと組む理由 パートナーエコシステムに注力し日本市場での拡大を目指す
あらゆる企業においてデジタル変革人材の確保、育成が求められている。また、新型コロナウイルス感染対策によるテレワークの普及は、分散した新しい働き方への変化を加速している。新しい分散した働き方の中でいかに社員を把握し、パフォーマンスを発揮できるようにするかが、企業の新たな課題だ。そのため、企業における新しい人材管理ソリューションにも注目が集まっている。
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2020/11/11
ITRアナリストがこれまでのテレワークの問題点を整理、コロナ後の方向性を語る
ITRの年次カンファレンス「IT TREND 2020」では、「コロナ後を見据えた『働き方改革』の方向性」と題しアイ・ティ・アール シニア・アナリストの舘野真人氏が講演。コロナ禍の収束後を見据えた、ニューノーマルなワークスタイルについて語った。
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2020/11/05
私物PCと自宅インターネットのリモートワーク環境の安全性は十分に担保されているか?
新型コロナウイルスへの対策で、リモートワークに切り替えている人は多い。安全なリモートワーク環境を確保するためにVPNの環境を用意し、VDI(仮想デスクトップ)を自宅で利用できるようにしたり、VDIをクラウドから利用するWindows Virtual Desktopを新たに導入したりする企業も増えている。リモートワーク用に新たにノートPCを貸与し、ネットワークも専用のSIMカードを配り携帯電話回線が利用できるようしている企業もある。とはいえ、これらの環境を整えるにはそれなりのIT投資をする必要が...
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2020/10/28
コロナで窮地のホテル業界をクラウドで救え!マンダリン・オリエンタルがインフォアを導入した理由
コロナで窮地に陥るホテル業界。デジタルの力でこの窮地を脱することは可能か? マンダリン・オリエンタル・ホテルグループは、インフォア(Infor)のソリューションを導入。その担当者にアフターコロナのホテル業界のデジタルへの取り組みついて聞いた。
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2020/10/20
ビジネスで使える機械翻訳を追求する「八楽」――翻訳サービスから会議で利用できる同時通訳デバイスまで
AI、機械学習の技術を活用した便利なサービスが続々登場している。そんな中で「ビジネスに使える機械翻訳」を追求しているのが八楽株式会社だ。同社では、企業で利用することを前提とした翻訳サービス「ヤラクゼン」、ポータブル同時翻訳デバイス「ヤラクスティック」などを提供している。便利で精度も向上している機械翻訳を企業が使うためのサービス要件とは?
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2020/10/14
ニューノーマル時代の事業継続の体制のポイントは?オートメーション・エニウェアに訊く
強制的にテレワークを実施した結果、意に反して生産性が下がったり、一部社員のみが出社を余儀なくされることへの不公平感が生まれた会社がある。こうした課題を克服するために、入念な事業継続の体制が必要となり、そのための手段としてあらためてRPAが見直されているという。オートメーション・エニウェアの責任者に、ニューノーマル時代の事業継続のポイントを訊いた。