ガートナーに関する記事とニュース
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2022/01/24
2022年のトレンドはディストリビューテッドクラウドとインダストリークラウド
2022年以降はクラウド技術をさまざまな場所で利用するディストリビューテッドクラウドが台頭し、クラウドのターゲットはエンジニアからビジネスバイヤーに変化するのではないだろうか。ガートナーのアナリスト 桂島 航氏へのインタビューを元に予測する。
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2021/06/04
私は、やっぱりICTという言葉が好きではありません。 日本は、デジタル落第国から脱却できるのか?
6年前に、「私はICTという言葉が好きではありません」と書き反発も受けたという著者。デジタル庁の設立が話題になるように、ITの代わりに“デジタル”を使うようになった現在は状況はどう変わったのでしょうか。33年以上にわたりB2BのITビジネスにかかわり、現在はクラウドERPベンダーのインフォア(Infor)のマーケティング本部長の北川裕康氏が本音と洞察で業界動向を掘る連載。
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2021/02/18
DX漂流民にならないために「丸投げガラパゴス」と「レガシー改良優先」脱却を
33年以上にわたりB2BのITビジネスにかかわり、現在はクラウドERPベンダーのインフォア(Infor)のマーケティング本部長の北川裕康氏が本音と洞察で業界動向を掘る連載。第一回は、セミナーに通い続ける「DX漂流民」にならないために何をするべきかを語ります。
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2020/12/14
中外製薬はDXをどうやって「全社ごと」化したのか
様々な業種の企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させている。製薬会社もその例外ではない。11月17日から19日の3日間にわたって行われたオンラインイベント「Gartner IT Symposium/Xpo 2020 in Japan」の最終日、基調講演に登壇した志済聡子氏は「Dxを“全社ごと”化する -中外製薬のDxへの挑戦-」と題した講演を行なった。この記事では同氏がリーダーとなってから進めてきた変革の詳細を解説する。
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2020/12/10
CIOが2021年に取り組むべき4つのテーマ、ガートナー アナリストが提言
2020年は世界全体が試練に見舞われた。緊急事態宣言以降、経営者はIT部門が訴えてきたデジタルトランスフォーメーション(DX)の価値を実感したことであろう。2021年に向けてCIOはどんなテーマに重点的に取り組むべきか。11月19日に行われたオンラインイベント「Gartner IT Symposium/Xpo 2020 in Japan」で、アナリストのアンディ・ラウゼル・ジョーンズ氏(ディスティングイッシュト バイス プレジデント アナリスト)が行った講演「2021年のCIOアジェンダ:未来...
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2020/11/25
SAP「2027年問題」をどのように乗り越えるか ガートナー アナリストが移行のポイントを提言
SAP ERPの移行に関する課題は、多くの企業にとって悩みの種ではないだろうか。当初2025年までとされた延長期間は、2027年へと引き延ばされたが決して移行という課題が解決したわけではない。では、この残された期間でどのように移行を決定していけばよいのか。その参考として、11月18日に開催された「Gartner IT Symposium/Xpo 2020」 から「SAPの『2027年問題』を乗り越えるには」というセッションの模様をレポートしたい。
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2018/04/27
2020年には1000社を超える大企業がインテント・ベース・ネットワーキングを使用する――米ガートナー ジョン・エンク氏
急速に変化するデジタル時代において、IT部門は何に備えておかなければならないのか。ガートナー グループ バイスプレジデントのジョン・エンク氏は、2018年4月25日、ガートナーITインフラストラクチャ、オペレーション・マネジメント&データセンターサミット2018で「2018年のテクノロジ・トレンドのトップ10―ITインフラストラクチャ&オペレーションへの影響」と題し講演を行った。講演では、ビジネスとテクノロジーの両方における最新トレンドトップ10を紹介、それらがITに及ぼし得る影響とIT部門の...
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2015/01/23
世界のCIOは「デジタル化」にどう取り組んでいるのか? ガートナーが"3つの逆転思考"を提言
ガートナージャパンは、世界のCIO、2,810人へのサーベイ結果を発表。同社の長谷島眞時氏と山野井聡氏が、今回のCIOサーベイの結果と、世界と日本のCIOが抱えている課題や意識について解説した。2015年CIOアジェンダでは、「企業の成長におけるCIOというポジションの重要性に立ち戻ってその存在感を示すには、デジタル化は脅威である以上に絶好のチャンスである」とあらためて強調。同時に、CIOが「デジタル・リーダー」となるには、旧来のITシステムを前提とした思考や行動様式を疑い、逆転の発想をもって...
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2013/10/29
IT部門は、クラウドプレーヤーの特性と戦略を理解し、特徴を見極めよ!「キャリア・クラウド」に注目する3つの理由--ガートナー・ジャパン田崎氏
NTTコミュニケーションズが10月24~25日に開催した「NTT Communications Forum 2013」の24日の特別講演では、ガートナー・ジャパンでリサーチ部門バイスプレジデントを務める田崎堅志氏が「キャリアのクラウド・サービス:企業が見落としてはいけないプロバイダーの特性」と題して講演。さまざまなベンダーがクラウドサービスを提供するなかで、キャリア・クラウドに注目する意義とそのメリットを解説した。
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2013/07/18
ガートナーが考える、モバイルデバイス活用/グローバル展開で必要なIT部門の心構えは?
2013年7月1日、2日に東京コンファレンスセンター(品川)にて開催された「ガートナー セキュリティ & リスク・マネジメント サミット 2013」。本イベントの講演の中から、グローバル展開を考えたときのセキュリティ/リスク・マネジメントの指針、および野村証券におけるモバイルデバイス導入の事例を紹介しよう。
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2013/07/11
統制の無い世界は実現可能か? “逆転の発想”でセキュリティリスクを低減する
2013年7月1日、2日に東京コンファレンスセンター(品川)にて、ガートナー主催のセミナー「ガートナー セキュリティ & リスク・マネジメント サミット:今あらためて考える、未知の脅威を以下に想定し対策を練るか」が開催された。データを踏まえ最新のセキュリティ事情を、グローバルな視点で紹介するガートナーらしいセッションの中に、「Marverick(マーべリック)」と題した少々毛色の違う基調講演が行われた。今回最も型破りで、最も挑戦的、そして一番筆者の心に残ったセッションの様子をレポートしよ...
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2013/06/19
統計学的に無死一塁からの“送りバント”は有効な戦術か?データスタジアム社のスポーツデータ活用
今やスポーツにおける「データ活用」は当然のものとなり、勝敗だけでなくエンターテインメント面への効果も期待されている。そうした可能性に着目し、いち早くサービスを提供しているのが、データスタジアム株式会社だ。そのビジネスモデルとはどのようなものなのか。5月27日~28日に開催された「ガートナー ビジネス・インテリジェンス&情報活用 サミット」での同社の大野淳氏、金澤慧氏による基調講演を紹介する。
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2013/06/12
大阪ガス 河本薫氏が語る、“分析力を武器とするIT部門“になるための4つのポイント
データ分析部門にとって、ビジネス部門との連携不足は大きな課題だ。大阪ガスではこの課題を乗り越え、現在は社内の全事業部にデータ分析ソリューションを提供できるようになったという。そこに至るまでにはどのような経緯があったのか。大阪ガス株式会社情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長の河本薫氏による「ガートナー ビジネス・インテリジェンス&情報活用サミット」での講演をお届けする。
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2013/05/15
セブンネットショッピングの鈴木社長が語るセブン&アイグループのネット戦略とシステム思想
コンビニ、スーパー、百貨店、専門店など、あらゆる流通の業態を擁するセブン&アイグループでは、全国15,500のリアル店舗や商品開発力など小売として培ってきた資産をネットと融合することにより新しい価値創造を目指している。同グループのネット戦略について、セブンネットショッピング 代表取締役社長の鈴木康弘氏が解説した。
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2013/03/27
テクノロジ革新のとき 備え、実践を開始せよ!「ITインフラ&データセンター サミット」開催
4月24日~26日に「ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2013」が東京コンファレンスセンター品川で開催される(主催:ガートナージャパン)。本サミットでは、「テクノロジ革新のとき:備え、実践を開始せよ」をテーマに、国内外のガートナーのアナリストやゲスト企業が数多く登壇。クラウド、モバイル、ビッグデータといった新たなテクノロジーのインパクトと、これらを適切な時期に導入するために必要なインフラ戦略に関して多様な観点から議論を交わす予定だ。
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2013/03/21
日本で初めてAmazonクラウド上にSAP ERPを導入したケンコーコムの“導入と運用”の舞台裏
健康食品や医薬品などをインターネットで販売するケンコーコムは、東日本大震災を機に、安定的事業運営を目指してオンプレミス(自社運用)のサーバーシステムからクラウド・インフラ上のシステム構築へと舵を切り、2012年8月よりAmazon Web Services(AWS)上でSAP ERPを運用している。AWSのクラウド環境上にSAP ERPを本格導入したのは、国内初となる。ケンコーコムのIT本部長 新井達也氏が同社のクラウド・インフラを活用したERP導入の成功要因と、数か月の運用を経て得られた教訓を...
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2013/03/11
「ビジネス・プロセスを変革し、強い企業体質を作れ」ガートナー小西一有氏
成功を収めているCIO(最高情報責任者)は、ビジネス・プロセス改善においてビジネス部門のリーダーと緊密に連携を図っている。そして、主要なプロセス改善機会を特定し、一連のビジネス・プロセス変革を成功に導くためのコンピテンシを育成し、IT組織がビジネス成果を向上させられることを実証している。ガートナーの「エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット2013」における小西一有氏の基調講演では、グローバルのケーススタディを用い、成功を収めたCIO/ITエグゼクティブのリーダーシップについて...
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2013/02/05
IT部門は、4つのITパワーが生み出す“Nexus時代”に備えよ 「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」が2月28日、3月1日に開催
いま、クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーションという4つのITパワーによって生み出される結節(Nexus of Forces:強固な結びつき)がかつてないほど強まっている。この強固な結びつきは、アプリケーションおよびアプリケーション基盤のあり方にも大きなインパクトをもたらしている。2013年2月28日(木)と3月1日(金)の両日、東京コンファレンスセンター・品川にて開催されるイベント「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」(主催:ガー...
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2008/09/29
チェンジ!IT部門の変化の先にあるもの
企業の変革には、経営層とIT部門の協調が必要です。しかし多くの企業では「ITを投資ではなくコストとしてとらえている経営層」と、「業務を理解せず投資効果を顧みないIT部門」の間のギャップが存在するのではないでしょうか。 こうした状況を打破するために、IT部門が備えるべき組織としてのミッション、CIOやITリーダーが持つべき思考方法について、ガートナー ジャパンのリサーチ部門のリーダー山野井聡氏が解説します。(IT Initiative vol.01より転載)