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渡辺洋司のセキュリティインシデント最前線

「キルネット」が日本政府へのサイバー攻撃を宣言 ウクライナ侵攻で活発化するハクティビストの正体

第3回:サイバー攻撃事例(2)「キルネット(Killnet)」の目的と動向

 我が国を取り巻く国際情勢は日々目まぐるしく変化しているが、ここ最近は混乱が顕著に目立っている。政府からもサイバー攻撃事案のリスクが高まっているという内容の注意喚起が出されている状況だ。特に最近話題になったものとしては、親ロシアの攻撃者集団「Killnet(以下、キルネット)」が犯行声明を行った、政府系Webサイトをはじめとした国内へのDDoS攻撃が挙げられるだろう。もしかすると読者の方々の中には、こうした「サイバー戦」と言われるようなものは自身の日常生活にあまり関係ないと考える方々もいるかもしれないが、私はそうは思わない。本稿では予想だにしなかったサイバー攻撃を受けないために、今できるセキュリティ対策について再度解説しようと思う。

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この記事の著者

渡辺 洋司(ワタナベ ヨウジ)

株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 CTO。
1975年生まれ。明治大学理工学部情報科学科を卒業。大手IT企業の研究開発のコンサルティングを手掛ける企業において、クラウドシステム、リアルタイム分散処理・異常検知の研究開発に携わる。2016年 当社に入社後、CTOや取締役を歴任。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/16672 2022/10/05 08:00

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