セールスフォース・ジャパンは、三重県庁が、Slackを全庁導入すると発表した。なお、5全庁導入は全国の自治体で初めてだという。
三重県庁は、2021年度から「県庁DX」の推進に着手。職員の意識改革やデジタルスキル向上などの「人材育成」と、デジタル技術の利活用を支えるために不可欠となる「基盤整備」を県庁DX推進の両輪としている。
特に基盤整備については、2022年度に職員のコミュニケーション基盤の整備に着手した。既存のオンプレミス方式のメール・グループウェアシステムをクラウドサービスに刷新するほか、新たにSlackを全庁に導入し、5月から利活用するという。
三重県庁は、今後、Slackをコミュニケーション基盤の中心的なツールに位置づける予定だとしている。
三重県庁 CDO 田中淳一氏は次のようにコメント。「自治体初となるSlack全庁導入によって、庁内におけるオープンなデジタルコミュニケーションの推進はもちろん、関係者とのコラボレーションも一層強化され、三重県がめざすデジタル社会形成に向けた取り組みが加速することを期待しています」。
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