SUPER STUDIOは、カルビーが展開する「Body Granola(ボディグラノーラ)」に統合コマースプラットフォーム「ecforce」が導入されたと発表した。
Body Granolaは、顧客の腸内環境を検査し、個人に合ったグラノーラを届けるサービス。カルビーとメタジェン、サイキンソーの3社で共同研究を行い、2023年4月に提供を開始したという。リリース以降、2025年1月時点で2万人以上が腸内フローラ検査を受けているとのことだ。
現在は、ecforceの「セット販売機能」を活用し、ベースグラノーラと好みのトッピングを3つ選択できるようになっているという。マイページ画面からグラノーラを購入する際、検査結果に応じて自分に合ったトッピングがデフォルトで選択されるようにしているが、顧客の好みに合わせて選択し直すことも可能とのことだ。CRM施策では、ecforceの「ステップメール機能」を用いてコラムやメルマガを配信しているという。
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また、認知拡大のためタクシーCMを出稿。画面上に二次元バーコードを表示し、LPから購入手続きを行えるように設計したところ、ビジネスマンを中心に40代男性の購入が増加し、会社経営層からの受注数が約3.5倍に増加したとのことだ。掲載週における腸内フローラ検査キットの受注数は前週比で約1.7倍となったという。
今後は、アップセルなどを通じて同サービスの利用を拡大させたいとしている。
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