2025年1月29日、セゾンテクノロジーは、日清食品ホールディングスのデータ連携/分析基盤の構築に「HULFT Square」が活用され、生成AIによる全社統合データベースの分析を導入支援したと発表した。

日清食品ホールディングスでは、生産性200%と業務の質の付加価値を高めるべく、「“データドリブン”経営に寄与する基盤の整備」を推進。データをもとにシステムで分析・検証して判断やアクションを行える体制を作るため、2025年までに社内のデータを扱い、信頼性が高く柔軟性のあるデータ連携/分析基盤の構築を目指しているという。それにともない、同プラットフォームの導入が決定したとしている。
また、日清食品ホールディングスは、全社統合データベースと生成AIを組み合わせ、データ分析レポートの自動作成や、BIツールとも連携し自然言語でデータの解釈ができるよう、分析の自動化・高度化にセゾンテクノロジーと共同で取り組んだという。社内データの参照や分析には、技術的な支援としてセゾンテクノロジーが伴走したとのことだ。
導入後は、散在していたデータを同プラットフォーム経由で「Snowflake」に集約し、全社で汎用的に利用可能なデータ連携/分析基盤を構築。データのサイロ化が解消され、データ連携に係る時間が、従来と比べ約60%削減されたという。また、生成AIとの連携により、分析レポートの自動生成やBIツールへの組み込みも進められているとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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