2025年1月14日、CData Software Japan(以下、CData)は、データ仮想化プラットフォーム「CData Virtuality」とウイングアーク1stが提供するBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」(以下、MotionBoard)が製品連携を開始したと発表した。

今回、MotionBoardのMB-17015のリリースにおいて、CData VirtualityがMotionBoardの接続可能なデータソースとしてサポートされたという。MotionBoardからCData Virtualityにアクセスすることで、低コスト・短期間で全企業レベルのデータ分析基盤が構築可能になるとしている。
アクセス時は、モジュールの追加やコーディングなどでの設定が不要。MotionBoardの設定画面で新規外部接続を追加し、CData Virtualityへの接続URLや認証情報を設定することで接続が可能とのことだ。

同社が示す、連携によって得られる利点は以下のとおり。
- データの仮想統合技術により、データストレージやETLコストを削減。データ基盤の構築・運用にかかるTCO(総所有コスト)や人的リソースのコストを含め、最大80%のコスト削減を実現
- Oracle、SQL Serverをはじめとしたデータベースに加え、企業が利用するSaaSに対応。標準SQLでMotionBoardから仮想化されたデータにアクセスが可能
- 利用者の権限に応じたデータへのアクセス制御、プライバシーデータのマスキング処理、監査証跡の一元管理により、堅牢なデータガバナンスを実現。MotionBoardから安全にデータの全社利用が可能に
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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