CData Software Japanは2024年9月3日、セーフィーのクラウド録画サービス「Safie」とETL／ELTツール「CData Sync」が製品連携を開始したと発表した。
この連携によりCData Syncでは、エッジAIカメラ「Safie One（セーフィーワン）」のAIソリューション「AI-App 人数カウント」での計測による、入店者数、店前通過人数、立ち止まり人数のデータを各種DWH・BIダッシュボードにて可視化できるようになるという。これにより、店舗内の空間におけるゾーニングごとの顧客の通過人数を集計・分析し、メイン導線を意識したレイアウトの最適化や販促効果の効果検証などのマーケティング活動が可能になるとしている。
また、データ自体を帳票で吐き出せるため、AI-App 人数カウントで計測したデータと他のデータを掛け合わせた施策の効果測定ができるようになるという。たとえば、日時ごとの入店数と天気予測のデータを掛け合わせることで、来店者数や購買数を予測した上で適切なシフト計画を作成するといったオペレーションの改善活動が可能だとしている。
CData Syncでは、Safie向けのカスタムコネクタがデフォルトで利用できるようになり、ノーコードでSafieのAI-App 人数カウントデータを任意のDB・DWHに格納し、各種BIツールから店舗への入店者数などのデータを分析・可視化できるとのことだ。
CData SyncによりSafieデータが格納可能になるDB・DWH、および主なBIツールは以下のとおり。
- DB：SQL Server、PostgreSQL、MySQL、Oracle Databaseなど
- DWH：Snowflake、Google BigQuery、Amazon Redshift、Amazon S3、Azure SQL Server、Google Cloud SQL、Amazon RDS、Databricksなど
- BIツール：Tableau、Microsoft Power BI、Google Looker Studio、MotionBoard、Microsoft Excelなど
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