CData Software Japanは2024年7月3日、クラウド・DBデータのETL/ELTツール「CData Sync」が、オラクル社が提供するHeatWave(旧MySQL HeatWave)をデータ同期先として対応したと発表した。これにより企業は、HeatWaveに対し、Oracle DatabaseやSQL ServerなどのRDBデータやSalesforce・Google Analytics 4・SAPなどのSaaS・アプリケーションデータを同期するデータパイプラインをノーコードで構築可能になるという。
また、同ソリューションを導入の際は、CData Syncのインテグレーションパートナーであるスマートスタイルが実装をサポートするとのことだ。
今回の発表により可能になった事柄は以下のとおり。
HeatWaveへのデータパイプライン構築
CData Syncがデータの同期先としてHeatWaveに対応したことで、400種類以上のSaaS・DBに格納されている業務データをHeatWaveに収集し、企業データを統合するデータ分析基盤として利用することが可能になったとしている。
オンプレミス基幹DBデータのクラウドリフトやクラウド分析基盤への複製
CData Syncを使用することにより、オンプレミス基幹システムで使用されるOracle Database、SQL Server、Db2などのデータベースのデータを簡単にOracle Cloud Infrastructure(OCI)上のHeatWaveに反復同期することができるという。基幹システム自体のクラウドリフトや、クラウドデータ分析基盤へのオンプレミスデータのパイプラインをノーコード・低コストで実現できるとのことだ。
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