Cognition AIは、統合開発環境(IDE)であるWindsurfの次世代製品として、「Devin Desktop」を提供開始した。
Devin Desktopは、エージェントのコマンドセンターと数百万人の開発者がすでに利用しているエディタを統合することで、エンジニアリングチームがすべてのAIエージェントを一元的に管理・調整できる環境を提供するとのことだ。
エンジニアリングチームに必要な機能を単一のワークスペースに集約し、フル機能のコードエディタ、チームのプロジェクト全体で稼働するすべてのAIエージェントを管理するコマンドセンター、従来製品と比べて最大30%効率性が向上した新たなローカルエージェントなどが搭載されるとしている。
また、エンジニアがデスクトップ、クラウド、あるいはコマンドラインのいずれで作業していても、同一のDevinエージェントを一貫して利用できる環境を実現したと述べている。
エージェント・コマンドセンター
複数のエージェントがコードベース、タスク、環境をまたいで同時に並列稼働することを前提に設計されており、エンジニアがローカルおよびクラウド上のすべてのエージェントを1つのダッシュボード画面から管理できる単一のインターフェースを提供。また、今回併せて発表された、プロジェクトごとにエージェントをグループ化し、セッション、プルリクエスト、ファイル、タスクを横断してコンテキストを共有できる新機能「Spaces」を搭載。
多様なAIエージェントに対応
Devin Desktopは、Agent Client Protocol(ACP)に対応して提供開始したとのこと。ACPはオープン標準であるため、サードパーティが構築したAIエージェントや自社開発のAIエージェントなど、互換性のあるAIエージェントをDevin本体と並行してDevin Desktop内で実行できる。提供開始時点で、Codex、Claude Agent、OpenCodeに加え、自社開発のAIエージェントを含む、その他すべてのACP互換エージェントに対応しているとのことだ。
サードパーティ製のAIエージェントも、Devinと同様のインターフェースで利用できるという。ダッシュボード画面で表示され、Spaces内で実行できるほか、他のAIエージェントとコンテキストを共有できるとのことだ。これにより、エンジニアリングチームは単一のAIエージェントに縛られることなく、既存のAIエージェントや自社開発のAIエージェントを活用しながらすべてを単一の環境で管理できるようになるとしている。
なお、エンジニアが日常的に利用しているツール、設定、ワークフローはすべてそのまま維持され、Windsurf上で動作していた機能も引き続きDevin Desktopでも利用できるという。
「Devin Local」を発表
Devin Desktopでは、Cascadeの後継となる、より高速で高機能な「Devin Local」も新たに提供するとのこと。Cognitionのエンジニアリングチームによってゼロから再設計された製品で、既存の設定やワークフローをすべて引き継ぎながら、最大30%の効率向上を実現させるとともに、サブエージェントなど次世代のエージェント機能にも対応しているとのことだ。段階的な移行を可能にするため、従来のCascadeエージェントは7月1日まで引き続き利用可能だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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