交通系ICに一石を投じた「タッチ決済」という選択肢──三井住友カードが挑むMaaS構想の現在地
「180の交通事業者が一つのクラウドでつながる」 移動と消費をつなぐデータ活用の在り方

交通系ICが浸透する日本の公共交通に、クレジットカードなどのタッチ決済を導入する動きが加速している。先陣を切るのは、三井住友カードが提供する交通事業者向けソリューション「stera transit(ステラ トランジット)」だ。国際ブランドの非接触決済と、自社の決済プラットフォーム「stera」を掛け合わせたこのサービスは、移動と消費をデータで結びつけ、より柔軟で先進的な移動体験をもたらすことを目指している。2025年3月にはMaaSプラットフォームの稼働も始まり、新たな展開を迎えた今、その狙いや背景、今後のビジョンについて、同社 Transit本部長 兼 Transit事業企画部長 石塚雅敏氏に話を聞いた。
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森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...
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