Boxの日本法人であるBox Japanは、防衛省航空自衛隊がクラウドコンテンツ管理およびコラボレーション基盤としてBoxを導入し、順次組織内での利用を開始したと発表した。
これにより、航空自衛隊における部隊間の密な情報連携や、外部機関を含めた関連組織との安全かつ効率的なコラボレーションが可能になるとしている。
これまで航空自衛隊では、オンプレミスのファイルサーバーを全国73ヵ所の基地ごとに管理し、セキュリティ対策や運用を行っていたという。しかし、容量の逼迫や管理などの工数負荷、コラボレーションの障壁やコンテンツの利活用などに課題を抱えていたとのことだ。
今回のBox導入によって、容量を気にすることなく、4万7000名を超える全隊員が最新のデジタル環境下で生産性の向上および業務効率化、セキュリティ強化を実現できると述べている。
Box導入で実現する主なユースケース
- 組織で取り扱う膨大な情報や資料などの安全なコラボレーション環境の提供
- 豊富なエコソリューション連携を活用した業務の効率化およびセキュリティ向上
- 細かなアクセス権制御や各種ログ(アクティビティログや監査ログなど)の証跡管理
- コンテンツの一元管理(行政文書管理の高度化含む)
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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