Zoom Communicationsは、Zoom Up パートナー プログラムのアップデートを発表した。パートナー支援を強化し、顧客体験をよりスムーズにする柔軟で価値重視のアプローチを導入するとしている。
グローバル・チャネル GTM 部門責任者 ニック・ティッド氏は、次のように述べている。
「従来のパートナー プログラムは初期段階では有効でしたが、グローバル パートナー エコシステムの多様性と成長に合わせて拡張できるよう設計されていませんでした。その結果、パートナーが提供する価値を十分に把握できていませんでした。パートナーがZoomと一緒に成長できるとともに、顧客が必要なときに最適な専門知識を見つけられるような、より柔軟で透明性が高く、成果に基づく新しいモデルの必要性を実感しました」
プログラムの主な更新点は以下のとおり。
- 再販パートナーと代理店パートナー向けの異なる評価基準:パートナーは個別にカスタマイズされた評価基準で評価され、それぞれのビジネスモデルに特化した測定基準と評価報酬が適用されるようになる
- 柔軟なポイント制システムの導入:Zoomは柔軟性を欠いたチェックリスト方式から脱却し、パートナーのビジネス目標に最も適した活動に対して点数を獲得できる、柔軟なポイント制モデルへ移行する
- 年次評価期間:固定された年次評価サイクルがより明確な枠組みと予測可能性を提供することで、パートナーは年間計画を正確に立てやすくなる
- 強化されたパートナー区分:Zoom サービス サーティフィケーション プログラムをZoom Up プログラムに統合し、既存のセールスコンピテンシーと組み合わせる。これにより、パートナーは専門分野ごとに認定されることになる。Zoomはプログラムレベルとプログラム属性の価値を定義し提示するため、顧客は自社のニーズに最適なパートナーを迅速に特定できるようになる
- 新しいパートナープログラム用ダッシュボード:2026年2月より、新しいパートナー向けのダッシュボードを導入する。このダッシュボードにより、パートナーは複雑さを解消し、目標や達成状況を簡単に確認できるようになる
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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