Quollioが「MCPサーバー機能」ベータ版を提供開始　メタデータ管理の自動化を実現

　Quollio Technologies（以下、Quollio）は、「MCPサーバー機能 ベータプログラム」を提供開始した。

　同プログラムを通じて提供される「MCPサーバー機能」は、Quollio Data Intelligence Cloud（以下、QDIC）に登録されたメタデータを外部のMCPクライアント（例：Claude Desktopなど）から取得したり、メタデータ情報を書き込むことを可能にするという。これにより、データスチュワードやデータサイエンティストが利用するLLM基盤とQDICを連携させ、メタデータ管理の自動化とデータ・AI活用の高度化を目指すとしている。

MCPサーバー機能（ベータ版）概要

　同プログラムは、Quollioが開発中の「MCPサーバー機能」を、参加企業が評価・テストする目的でベータ版を利用する機会を提供するものだという。

• 利用可能期間：2025年12月1日〜2026年3月31日（予定）
• 利用の前提：Quollio Data Intelligence Cloud（QDIC）の契約（利用実績）があることが条件とのこと

主な機能

• 検索機能：任意のキーワード（例：「店舗」「売上」「顧客」）や、サービス名（例：「postgres」「snowflake」）、アセット種別（例：「table」「column」）など、条件を設定してメタデータを検索できる
• 詳細情報取得：各アセットに関する基本情報（論理名、物理名、概要）、階層情報、子アセット、タグ情報、統計情報など、QDICに登録されたメタデータを取得できる
• メタデータ更新：
  ○ 基本メタデータ更新データの論理名や概要を更新できる
  ○ カスタムプロパティ更新：QDIC上で設定された固有のメタデータ項目を更新できる

• タグ管理：タグの作成・更新・削除、およびアセットへの複数タグの一括適用・解除が可能

　参加企業からのフィードバックは、同機能および同社製品の改善、開発に活用される予定だとしている。

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