IBMは、エンタープライズ向けのAI駆動開発環境(パートナー)「IBM Bob」のセルフホステッド型を発表した。これにより、ユーザー組織は自社で管理できるオンプレミス、プライベートクラウド、ソブリンクラウド、エアギャップなどの環境で、AIを活用したソフトウェア開発を行えるようになるとのことだ。
セルフホステッド型は、顧客が管理するインフラストラクチャ上でAIを活用できるようにし、データ所在地、セキュリティーポリシー、AIガバナンス、ソフトウェア開発ワークフローに対して、より高度な管理を必要とする組織向けに設計されているという。多くのAIコーディングツールやソフトウェア開発ツールが、データを外部サービスへ移す必要があるのに対し、IBM Bobのセルフホステッド型では、顧客のコード、アプリケーション・コンテキスト、およびデータが既に存在している環境内で、AIを活用したソフトウェア開発およびモダナイゼーション機能をデプロイできるとしている。
組織は、AIを利用するためにデータを外部へ移動するのではなく、データを管理している環境にAIを導入可能に。ライセンス契約済みの対応モデルをオンプレミス環境で利用して、インターネットから隔離されたエアギャップ環境での利用ができるほか、ハイブリッド構成により、IBM Bobを対応する外部モデル/サービスと連携させることも可能だという。
AI開発ツールの多くは、主としてクラウドネイティブ環境向けに設計されている。しかし、企業のモダナイゼーションでは、アプリケーションやデータが、オンプレミス、プライベートクラウドなどの管理された環境にまたがって分散していることが一般的だ。IBM Bobのデプロイメント・オプションでは、組織は様々なインフラストラクチャ環境やモデル上で、AIを活用したソフトウェア開発やモダナイゼーションを推進でき、AIの本格導入につなげることができるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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