日本HPは、新たな高性能モバイルワークステーション「HP ZBook Ultra G3a 16 inch」を販売開始した。価格は639,100円~、プロセッサ(SoC)はAMD Ryzen AI Max PRO 400シリーズ(485・490・495)が搭載されている。


同社の中山智之氏は、GPU性能の高さをアピール。大規模なローカルAIモデルやAIエージェントの稼働にも対応できるとした。加えて、最大192GBのユニファイドメモリと16インチの画面を備えながら、重量は約1.9kg、厚さも8.18mm~18.4mmというコンパクトさを実現している点を強調した。
また、「ダイナミックマックスエアフロー」という冷却設計を採用している点も特徴だという。従来のノートブック型製品ではTDP 55Wで設定されていたものが、ZBook Ultra G3a 16 inchでは100Wまで対応可能に。さらに、特殊なファンの配置と設計により、熱い空気を逃がすことで通常製品に比べて4~6℃程度温度を下げられるとのことだ。

ノートブック型でありながら、デスクトップ型ワークステーションクラスの大規模データ処理、AI実行などが可能になった点が同発表のハイライトである。時間や場所の制約からも解放される。将来、多くの処理や推論がエッジデバイスで行われるようになるとの見方が強まりつつある中で、まさにその世界観を支える先駆け製品の一つだといえるだろう。

主なユーザー層としては、エンジニアやデザイナー、技術系部門などを想定しているという。
HP ZBook Ultra G3a 16 inch 特徴(一部)
- OS:Windows 11 Pro(日本語)
- SoC:AMD Ryzen AI Max PRO 485、490、495(全3種類)
- メモリ:①128GB/192GB LPDDR5x 8000MT/s、②32GB/64GB LPDDR5x 8533MT/s
- M.2 ストレージ:512GB/1TB/2TB/4TB M.2 SSD(Gen5, NVMe, 2280)
- グラフィックスタイプ:①AMD Radeon 8050S(AMD Ryzen AI Max PRO 485/490 搭載モデル)、②AMD Radeon 8065S(AMD Ryzen AI Max+ PRO 495 搭載モデル)
- サイズ:356mm×240mm×8.18mm(前部)/12.83mm(後部)、最大18.4mm
- ACアダプタ:①HP 140W ウォールマウント USB Type-C(Ryzen AI Max PRO 485搭載モデル)、②HP 180W ウォールマウント USB Type-C(490、495搭載モデル)
- 消費電力:①約140W(Ryzen AI Max PRO 485搭載モデル)、②約180W(490、495搭載モデル)

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名須川 楓太(編集部)(ナスカワ フウタ)
サイバーセキュリティとAI(人工知能)の分野を中心に、ソフトウェア/ハードウェアを問わず国内外の最新技術やルールメイキング動向を取材。そのほか、DX推進、IRなどのコーポレート領域でも情報を発信。※取材のご案内等は個人のメールアドレスか、EnterpriseZine編集部の問い合わせ窓口にお願いいた...
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