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「標準」スタイルを変更して、すばやく行間を狭くする方法を紹介します。
概要
Wordでドキュメントを作成している時に、行間が広すぎると感じたことはありませんか?
Wordで新規文書作成時にこのように行間が空くのは、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」ようにしているからです。
ちなみに「行グリッド線」とは、[ページ設定]ダイアログボックス-[文字数と行数]タブ-[グリッド線]ボタンを押下したときに表示される、[グリッド線]ダイアログボックスにあらかじめ指定された[行グリッド線の間隔]として指定された値となります。既定の行グリッド線の間隔は0.5行です。
もしその行グリッド線の間隔を無視して行間隔を狭くしたい場合、「標準」スタイルの「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」を解除するとよいでしょう。本稿では、「標準」スタイルを編集して、手軽に行間を狭くする方法を紹介します。
操作手順
- サンプルファイル「sample.doc」を開きます。
- 4行目(「標準」スタイルが適用された部分)にカーソルを移動します。
- [書式]-[スタイルと書式]を選択するか、書式設定ツールバーの[スタイルと書式]ボタンをクリックします。
- [スタイルと書式]作業ウィンドウの[選択した文字列の書式]で、[標準]を右クリックして[変更]を選択します。
- [スタイルと変更]ダイアログボックスの[書式]ボタンをクリックし[段落]を選択します。
- [段落]ダイアログボックスの[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]のチェックを外して[OK]ボタンをクリックします。
- [スタイルの変更]ダイアログボックスに戻るので、[OK]ボタンをクリックします。
- [スタイルと書式]作業ウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックします。
- すべての行間が狭くなりました。
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- この記事の著者
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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