「Verasym DDExport(DDE)」は、稼働中のデータベースサーバに接続し、テーブルやビューの定義情報をテキストファイルに出力する。DDEにより出力されたファイルは、システム設計ツール「Verasym System Designer(VSSD)」にインポート可能なファイル形式となっており、出力されたファイルを使用して、既存のシステムのテーブル定義、ビュー定義をVSSDへ一括インポートが可能となるため、既存資産の再利用が容易になるという。
■「Verasym DDExport」の製品概要
- データベースサーバに接続してテーブルやビューの定義情報を取得し、VSSDにインポート可能なファイル形式として出力
- テーブルや属性の論理名はコメントから抽出、または外部ファイルにて設定も可能
- 対応データベース:Oracle 9i R2/10g R1/10g R2/11g R2/12cR2、SQL Server 2005/2008/2008 R2/2012/2014/2016(今後、PostgreSQLやMySQL、DB2などにも順次対応予定)
■「Verasym System Designer」の製品概要
・ドキュメント作成:システム設計に必要な多様なドキュメントを作成可能(システム概要、システムイメージ、業務フロー、ドメイン定義、データモデル、テーブル定義、ビュー設計、画面設計、画面遷移図、帳票設計、バッチ設計、ファイル定義、問合せ定義、ライブラリ定義、関数定義など20種の機能を提供)
・項目情報中心の設計:各設計書は項目情報(ドメイン)を中心に設計し、設計書間の関連・整合性は自動的にチェック可能
・チーム設計:リポジトリデータベースに全ての情報を保存することで複数メンバーでの共同設計や排他制御などのチームでの設計を支援
・スパイラル設計:画面設計、帳票設計、画面遷移図からモックアップを自動生成し、スパイラルでの設計を支援