新バージョンでは、 これまで多くの要望があった帳票出力後の自由な二次加工・編集を可能とするExcelでの帳票出力に対応するとともに、V11でラインナップに追加されたSVG(HTML)帳票出力をさらに強化した。HTML帳票のブラウザーでの閲覧の利便性を向上させるツールバーの実装とHTMLの入力フォーム機能に対応した。
「Create!Form V11.1」の主な新機能と特徴は次のとおり。
・既存のExcel資産をそのまま利用。帳票出力後も自由な二次加工・編集
Microsoft Excelで帳票レイアウトをデザインしたテンプレートに対し、動的なデータを差し込んでExcelファイルに出力するランタイムを新たな製品ラインナップとして発売。セルや図形のテキスト、テーブル、グラフ、画像といったExcelのオブジェクトにCSVファイルやDBから動的なデータを反映する。(Create!Form Expage)
・HTML帳票閲覧の利便性を向上
HTML帳票の出力時にページの送りや特定ページへの移動先指定、拡大/縮小の倍率指定、ページ全体表示が可能なツールバーをブラウザー画面の上部に表示することができる。タブレットやスマートフォンでは、指操作で直感的なビュー操作が可能となる。(Create!Form Screen)
・HTML帳票に入力フォームの配置とユーザー指定のJavaScriptの組み込み
テキストボックスやボタン等のHTML<input>要素を配置し、入力フォームが設けられたHTMLファイルを出力することができる。Webサーバーとクライアントでデータを送受信するシステムの構築が可能。また、JavaScriptのイベントをトリガーにユーザー指定の任意のJavaScriptを組み込み実行させることが可能となった。(Create!Form Screen)