新製品は、Intel Xeon Scalableプロセッサのパフォーマンス密度(最高112のプロセッシングコア)と、大容量メモリ(最大6TBのメモリおよびNVDIMMオプション)を基盤にパワフルなパフォーマンスを提供することにより、次のことが可能になるという。
・データから得た洞察を迅速にビジネスへ反映:「PowerEdge R940xa」は、基幹業務アプリケーション向けのデータベースの高速化を実現するように設計されている。最大4つのCPUと4つのGPUを1:1の比率で統合することでアプリケーションのパフォーマンスを高めるとともに、NVMeドライブによって低レイテンシを実現。
・より高速な洞察の促進:インデータベースアナリティクス向けに設計されている「PowerEdge R840」サーバによって、イノベーションを加速させることが可能になる。「R840」サーバは、現在市場にある一般的なサーバよりも多くのNVMeドライブによってレイテンシを最小化し2、統合されたUPI(Ultra Path Interconnect)によってデータ伝送を高速化する。
新モデルのもう1つの特徴は、Intel FPGAをサポートしており、データ集中型のコンピューティング環境で卓越性を発揮する点にある。また、どちらのサーバも、ITインフラストラクチャの監視と管理には「OpenManage Enterprise」を使用するとともに、「iDRAC(Dell Remote Access Controller)」によって自動化した無人の効率的な管理を行うことで、生産性の向上を実現する。
また、「Dell EMC Ready Solutions」においても、マシンラーニング機能、ディープラーニング機能を強化するという。
「PowerEdge R740」サーバを基盤に構築されている包括的なハードウェアプラットフォームとソフトウェアソリューションを提供する「Dell EMC Ready Solution for HPC」は、Intel Xeon Scalableプロセッサとカスタマイズ可能なIntel FPGAの組み合わせを搭載することで、これまで以上に迅速な導入と高速パフォーマンスを実現するという。