新バージョンでは、利用者のニーズやユーザビリティ検証の結果を基に、利用者が迷わず効率よく処理できるように画面デザインやメニューを全面的に変更したほか、出張先や移動中などでも申請・承認を効率よく行えるように機能を拡張した。
また、さらなる業務効率化を支援するオプション機能として、AIの一種であるチャットボットを活用した対話型旅費精算機能を6月末にリリース予定。この機能により、利用者は会話形式で指示をするだけで旅費精算が可能になるため、手入力で精算する場合と比べて、精算にかかる時間を約6割削減することが可能になるという。
今回の新バージョンでは、利便性向上に向けて、現状の「Traveler'sWAN」に対してユーザーから寄せられた声などを基に画面遷移を分かりやすくしたほか、プロトタイプを用いたユーザビリティ検証なども行い、豊富できめ細かな機能はそのままに、分かりやすいシンプルな画面へと全面刷新したという。
PC、タブレット端末、スマートフォンなど多様なデバイスから利用されることを前提に、アクセスしたデバイスに応じて操作しやすい画面へ自動的にデザインを切り替えるとともに、必須入力項目やエラー表示なども分かりやすく表示するように変更した。
また、SaaS型のオプション機能として、経費精算業務の中でも定型・反復処理が多く、業務効率化ニーズが高い旅費の精算を、チャットボットを活用して効率化する対話型旅費精算機能を新たに開発した。