「MaxGauge」は、データベースのセッション、SQLを含む稼働情報を時系列で調査、分析できるプロファイリングツールとして、Oracle版を中心に大規模かつクリティカルなシステムを中心に金融・通信・製造・Net事業など様々な業務で活用されているという。
今回、データベース内でのアクセス統計、および実行計画を中心とした機能拡張を行った。これにより、急な性能低下の原因となる実行計画の変化の検知および原因特定・対応がよりスムースにできるようになるという。 また、 EXEMでは、現在AIを利用した予兆管理機能を開発しており、2019年度より「MaxGauge」製品に順次適用していくとしている。
■「MaxGauge for Oracle V5.3.J3」主な新機能
・SQL分析機能追加:実行時間分析・待機時間分析画面/オブジェクト分析・アクセス統計分析画面
・パワー比較機能追加:上位SQL比較/イベント比較/パラメータ比較
・監視機能拡張:実行計画変化監視/ユーザー定義スクリプトでのアラート通知
・環境関連:Oracle 12c正式対応/MaxGaugeサーバーセットアップのRPM対応
「MaxGauge」は、韓国EXEM社により開発された、データベース向けプロファイリングツール。システム・トラブルはもとより、パフォーマンス低下の許されないようなミッション・クリティカルな環境において、問題の予兆発見および原因追究を迅速かつ確実に行える情報を提供し、エンジニアの業務効率化とともに、対応の迅速化を図り、データベース管理者の対応工数の劇的な削減を可能にするという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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