Android端末は、価格や性能など、選択肢の多いことが魅力だが、一方でハードウェアメーカーごとに仕様や動作環境が異なるため、アプリデベロッパーや周辺機器メーカーにとってソリューションの継続的な提供が困難で、エコシステム構築の妨げとなっていた。
今回のプログラムは、加盟パートナーにテクニカルな情報提供やアップデート情報を提供し、さらに共同でプロモーションを行っていくための枠組みになる。
このプログラム適用の第1弾として、レノボタブレットと新生銀行グループによる、中小・小規模事業者向け販売支援ソリューションに中国人向けモバイル決済サービス「WeChat Pay」を提供することが発表された。
「LAMP」は、今後はAndroidタブレットのみならず、DaydreamのVRヘッドセット「Lenovo Mirage Solo with Daydream」など、レノボが投入するスマートデバイス群を国内のニーズに合わせた提案となるよう協力していくとしている。
■プログラム概要
・加盟(契約)条件:
- レノボ製デバイス上で動作するソリューションの開発を行う計画があること。
・加盟によるメリット:
- レノボからNDAベースでの技術情報の開示を受けられ、未発表のハードウェア上でのアプリ等の開発が先行して行える。
- 開発にあたっての技術的なTipsなどサポートをレノボのエンジニアから受けられる。
- 製品の市場投入にあたってレノボとの共同のプロモーションに参加することができる。