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インターコム、Web-EDIの受注業務をRPAで自動化する「Biware EDI Station Auto Webオプション」を販売開始

 「Auto Webオプション」により、従来取引先ごとに異なる画面操作を必要としていたWeb-EDIの手動操作をすべてロボットによる自動操作に切り替え、大幅な業務効率化につなげることができるという。

「Auto Webオプション」および「EDI Station 2」のシステム概念図

「Biware EDI Station Auto Webオプション」の主な特徴

 1. Webサイトのレイアウト変更に影響されない“言語構造解析型”のロボット操作に対応

 「Auto Webオプション」のロボット操作では、取引先Web-EDIサイトのHTML言語の構造を解析して、入力エリアやボタンなどのオブジェクトを認識する。オブジェクトの認識手法には、座標指定型や画像認識型があるが、これらを採用したロボット操作の場合、取引先Web-EDIサイトのレイアウトやデザインが変更されることで正しい認識ができなくなる場合がある。

 このオプションが採用する言語構造解析型であれば、HTMLの構造で対象のオブジェクトを捉えるため、レイアウトやデザインの変更があっても対象オブジェクトの正しい認識が可能。

 2. 画面ロックの状態でも自動処理を実行、情報セキュリティに配慮したロボット操作に対応

 受注業務は、取引情報や顧客情報などの重要なデータを取り扱うため、情報セキュリティの面で十分な配慮が求められる業務となる。そのため、ロボット操作の実務においてはPC画面をパスワードロックした状態で自動処理を行う必要がある。

 RPA製品によっては、PC画面がロックするとロボット操作自体も停止してしまうものがある。このオプションでは、Web-EDIサイトの構造にもよるが、例えPCがロックされた状態であっても、しっかりと自動処理を実行することができるため、受注業務にまつわる重要なデータを盗み見られる心配がない。

 3. 取引先との各種EDI処理を一元管理できる「EDI Station 2」の運用管理機能

 EDI受注業務の総合的な効率化を考えた場合、Web-EDIのみならず、通信手順によるEDIを含めたあらゆるEDI処理の自動運用が求められる。「EDI Station 2」では、Web-EDIの自動処理を担う「Auto Webオプション」の呼び出しや「EDI Station 2」が実装する各種通信手順の呼び出し、ダウンロードしたデータの変換処理、基幹システムへのデータの受け渡しなど、EDI処理にまつわる一連の流れをノンプログラミングで簡単に定義できる専用のGUIを用意している。

 さらに定義したワークフローを指定したスケジュールを基に実行したり、基幹システムから送信ファイルが生成されたタイミングで実行したりと様々なタイミングで実行することができる。このような、各種運用管理機能を活用することで、あらゆるEDIの自動処理を「EDI Station 2」を通じて一元管理することができる。

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