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NEC、「NEC Hyper Converged System」などITシステムのモダナイゼーションを支援する製品群を発表

 発表された製品群は、最新のデジタル技術を取り入れたハイブリッドIT環境の容易な設計・構築・運用を可能とし、さらには、COBOLやJava等で開発された既存のアプリケーション資産を活かしながら、ITシステムのモダナイゼーションを実現するものだという。

 NECは、ITシステムのモダナイゼーションに向けて、「ITインフラストラクチャ環境のモダナイゼーション支援」「アプリケーション環境のモダナイゼーション支援」「オンプレミスとクラウド環境全体の統合管理支援」の3つの観点で、企業や組織におけるデジタル技術を活用した成長戦略の原動力となるハイブリッドIT環境の実現に貢献するとしている。

「ITインフラストラクチャ環境のモダナイゼーション」を支援する製品群

 利用状況に連動してITリソースを柔軟に拡張できるスケールアウトと、ITシステム全体の運用管理の容易化と効率化を実現するITインフラストラクチャを提供。HCIモデル「NEC Hyper Converged System」においては、各コンポーネントのバージョン管理・更新を、全コンポーネントを一括してライフサイクル管理できるサポートサービスを開始する。

 さらに、NEC独自の専用管理ツール「NEC Hyper Converged System Console」では、新たに直観的なGUI操作機能や運用作業の自動化技術を搭載。例えば、障害予兆検知機能による業務停止回避やシステムの利用状況レポート作成時間を8時間から約30分に削減できるなど、多様な運用管理支援機能を提供する。

 また、IAサーバExpress5800シリーズの保守契約者向け「サーバ診断カルテサービス」では、新たに過去のリソース稼働状況との比較機能を追加し、リソース不足によるトラブルや業務停止の予兆傾向の可視化が可能となる。

「アプリケーション環境のモダナイゼーション」を支援する製品群

 高信頼・高品質なマイクロサービス化・コンテナ化を実現するアプリケーション開発環境を支援する。

 従来のアプリケーションの中から、マイクロサービス化する対象候補を調査・設計する作業を効率化する「SystemDirector Microservice Toolkit」と、コンテナ運用管理の省力化を実現する「NEC Workload Manager for Container Platform」を新たに提供。

 「SystemDirector Microservice Toolkit」は、データベースへのアクセスや、複数のプログラムにまたがるフローの呼び出しを可視化することで、プログラムソースコード分析にかかる工数を省力化し、マイクロサービス化の対象候補切り出しにおける検証作業を約60%削減することも可能になる。

 また、「NEC Workload Manager for Container Platform」は、運用管理ルールを定義したテンプレートを元に監視・操作条件を入力するだけで高度な知識が要求されるコンテナの運用業務を効率化できると共に、Webブラウザ上でコンテナの構成履歴や稼働状況などの確認も可能となる。

 最新の「WebOTX Application Server」では、マイクロプロファイル仕様やフォールトトレラント機能に対応するなどマイクロサービス開発の容易性を向上した。

「オンプレミス/クラウド環境全体の統合管理」を支援する製品群

 オンプレミス環境からクラウド環境までオールインワンで統合管理できる「WebSAM」関連製品では、障害検知から復旧までの時間短縮やジョブ実行管理の効率化、セルフポータル画面を通じたリソース払出の自動化機能やWebブラウザベースでの利用申請/承認機能などを強化した。

 なお、「WebSAM vDC Automation」「WebSAM SigmaSystemCenter」では、クラウドサービス基盤において1顧客あたり運用コストを約50%(約20時間→約10時間以下)削減、「WebSAM JobCenter」では、クラウド上での定常運用業務の自動制御部品提供を通じてクラウドサービス運用経費を約20%削減する効果について実証した。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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