データビークルは、拡張アナリティクスツール「dataDiver」の大型バージョンアップを実施。新製品「dataDiver TriA(データダイバー トライア)」として、6月に提供を開始した。

「dataDiver TriA」は、現場の「やりこみ」を支援するAモジュール(シミュレーション機能、リスティング機能)を標準実装する。また、Aモジュールのみの分離提供も可能なので、実運用コストを削減できる。
分析によって判明したターゲット層にダイレクトメールを発送した際、1通あたりどれくらいの効果が得られるのかなど、現場がもっとも知りたいことをビジュアルでシミュレーションできる。そのほか、シミュレーションによって決定されたターゲット層をリスティングするための情報を提供し、迅速なターゲット抽出を実現する「オートリスティング」を備えている。
また、予測機能だけでなく、予測の精度をグラフィカルに検証できる。説明可能なかたちで予測値を算出して、どの事業にどれだけリソースを投入するべきかを、誰もが納得する結果を提示する機能も搭載する。
「dataDiver TriA」の利用料は、「dataDiver」と同じく月額60万円で、Aモジュールのみの利用なら月額15万円(3ユーザーから)となる。
そのほか、サービス導入の当初から専任のデータサイエンティストを配置するのが難しい企業向けに、「dataDiver TriA」導入時にデータビークルやパートナー企業などのデータサイエンスのプロが、実データを使って初期モデリングを行う「1stモデリングサービス」もあわせて提供する。利用料金は6か月あたり500万円を予定している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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