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Oracle、顧客のデータセンターで利用可能な「Autonomous Database」を提供へ

  2020/07/10 10:00

 米Oracleは、過去3年間の「Exadata Cloud@Customer」サービスの成功を踏まえて、「Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer」の提供を開始した。

 「Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer」は、最新の「Oracle Database」と、顧客のデータセンターでクラウド・サービスとして提供される「Oracle Exadata」を組み合わせたもの。データベース管理と設備投資を削減しつつ、データベース・クラウド・リソースの従量課金および柔軟な利用を可能にする。

 「Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer」によって、データベースのプロビジョニング、クラスタ化、チューニング、災害対策、弾力性のあるスケーリング、セキュリティ保護やパッチ適用などを自動化できる。また、手作業やヒューマン・エラーを排除しながらコストを削減し、パフォーマンス、セキュリティ、可用性が向上する。

 同製品の活用で、断片化された特定目的用のデータベースを展開する代わりに、数千規模のデータベースを統合する。機械学習、JASON、グラフ、空間、IoT、インメモリなどの複数のデータ・タイプやワークロードに対応した、統合型のオープンな「Oracle Database」が実行できる。さらに、RDS on AWS Outpostsと比較して、組織が活用できるデータベース・サイズは最大7倍となり、より大きなデータベース統合を実現。最大12倍のSQL IOPS、10倍のSQLスループット、98%低いSQLレイテンシによってパフォーマンスの向上が可能になる。

 また、基盤となるデータベース・インフラストラクチャの実行ではなく、データベース内のスキーマとデータにのみに集中できるので、顧客のインフラストラクチャとデータベース管理を最大90%削減する。

 同社は、「Oracle Autonomous Database」の機能強化も引き続き行っており、「Oracle Autonomous Database」上で稼働するオラクルの「Siebel」「PeopleSoft」「JD Edwards」への認証をあわせて発表した。「Siebel」「PeopleSoft」「JD Edwards」のユーザーは、「Oracle Autonomous Database」と組み合わせることで、セキュリティ、パフォーマンス、可用性を向上させつつ、コストの削減が可能になる。

 さらに、「Oracle Autonomous Data Guard」も発表している。本製品により、自律的に管理された高可用性と、データベースやサイトの障害から保護するための障害復旧ソリューションを提供する。

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