PwCネットワークの戦略コンサルティングチームであるStrategy&は、調査レポート「COVID-19が日本の保険会社に与える影響」を、7月9日に発表した。
同レポートでは、保険会社が中長期的に取るべき戦略として、商品ポートフォリオとバリューチェーン、オペレーション・レジリエンスとアジリティ、既存の組織構造・プロセスを含む運用モデルなどの再検討を推奨する。
さらに、これらの戦略を進めるために再検証を行う重要分野として、「戦略・ブランド」「販売チャネル」「ファイナンスおよび資金流動性」「労働力」「オペレーション・サプライチェーン」「規制」を挙げる。同レポートでは、分野ごとに取るべきアクションを論じている。
そのほか、日本の保険会社が顧客のニーズに沿った価値を提供し、組織のレジリエンスと適応性を構築して成長するため、長期的な戦略策定についても提言している。