Skyは、昨年2020年11月5日~2021年1月5日までにわたり開催されたイベント「Sky Technology Fair 2020 Virtual」の結果を報告した。
本イベントでは、組織のワークスタイルの変革に必要不可欠なテクノロジー関連の最新情報が提供された。専門家による、AIやクラウドコンピューティング、コロナ禍の新しい働き方やビジネススキルなどに関する各種講演を開催したほか、同社が開発を進める最新ソリューションや先進技術への取り組み、自社パッケージ商品やサービスに関する最新情報を、映像や資料と併せて紹介したという。また、出展協力企業各社が提供している最新テクノロジーも多数展示された。
結果報告の概要
- 11月5日のイベント開始後、11月20日に累計来場者数が2万人を突破。12月2日には3万人を超え、閉幕時に最終的に46,000人を突破した(累計:46,131名)
- 開催期間中も、来場者や社員の意見を取り入れながら、毎日改善を続けた
- 社員:社内の全社員を対象に、開催前~開催期間中にかけて実際のイベントページを閲覧できるように開放。社内の情報共有ツールを使って、意見を集約できるようにした
- 来場者:イベント会場内のアンケート・意見募集コーナー、営業担当経由からの意見を集約。いただいた意見や感想は、エントランスページで表示した
- 開幕からの2ヵ月間、新しい発見のあるイベントになるように改善とコンテンツ追加を繰り返した。改善内容は、毎日更新し、エントランスページに表示していた(開幕後に追加したコンテンツ総数:116コンテンツ、対応した改善総数:230件以上)
改善例
1.講演
大きな変革期を迎えている自動車業界の技術革新にフォーカスした講演や情報セキュリティに関する最新事情、コロナ禍で活用できるビジネススキルに関する講演などを追加した。
2.各部門で研究・開発を進める技術、ソリューションに関するコンテンツを追加
初期コンテンツ
- 品質向上ソリューション
- オフィスソリューション
- AI・画像認識ソリューション
- IoTソリューション
- Microsoft Dynamics 365ソリューション
- 開発手法効率化ソリューション
追加コンテンツ
- 組込みGUI開発ソリューション
- SPA(Single Page Application)開発
- 車載システム開発支援
- データ分析基盤導入支援ソリューション
- クラウドインフラ構築ソリューション
- UI/UXデザイン
- UIテスト自動化ソフトウェア「SKYATT」
3.双方向性のあるイベントとなるように、「チャット」や「Web質問コーナー」を充実化
エントランスページで注目のトピックを動画で紹介するコーナーを設けたり、来場者の中から毎日1名にギフトカードをプレゼントする企画などを催し、継続的に来場してもらえるよう工夫した。
また、昨年12月1日より、ページデザインを刷新したほか、開幕当初よりページを改善している。
Skyは、閉幕までに改善と変化を取り入れて進化していくバーチャルイベントは他にないとし、来年度以降もバーチャルイベントを開催していく予定だとしている。
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