インフォマティカは1月15日、エンタープライズ規模のクラウドネイティブソリューション「Customer 360 SaaS」を発表した。
Customer 360 SaaSソリューションは、クラウド上で構築されたエンドツーエンドのマスターデータ管理ソリューションだという。カスタマーエクスペリエンスの継続的な拡充方法として360度ビューを提供し、カスタマーインサイトを引き出せるとしている。
「Customer 360 SaaS」の主要機能
- クラウドでの「オールインワン」マスターデータ管理によるカスタマーエクスペリエンス:データ統合、データ品質、ビジネスプロセスのオーケストレーション、参照データの管理をシームレスに実行できるオールインワンのプラットフォームをSaaS環境で実現できるため、所有コストの削減とビジネス効率の向上を図れるようになる
- ビジネスユーザーがパーソナライズされた顧客エンゲージメントを提供できるよう支援:データ統合された360度ビューによって販売効果を向上させ、新たな機会を発見できる。また、効率的にアップセル、クロスセルの自動化が可能
- 急増するデータ管理をAIでサポート:AIエンジン「CLAIRE」を活用することにより、マッチング、データ品質、データリネージといった機械学習機能と拡張性で、変化し続ける顧客とビジネスのニーズに対応することができる
インフォマティカの最高製品責任者であるジテッシュ・ガイ(Jitesh Ghai)氏は、「カスタマーエクスペリエンスは依然として、イノベーションなくして存続できない競争の激しい分野です。クラウド上にエンタープライズ規模で構築された『Customer 360 SaaS』ソリューションは、クラウドファーストかつクラウドネイティブの最新マスターデータ管理ソリューションです。俊敏性とスピードをもたらし、継続的に変化する消費者行動にリアルタイムで対応できるよう、企業の変革を実現します」と述べている。
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