ソニーは20日、動画、静止画、文書ファイルなどの多様なコンテンツの登録・管理・配信までをサポートする、法人向けコンテンツ管理配信システム「OPSIGATE」を発売すると発表した。「OPSIGATE」は、企業内でも高まるデジタル映像や文書ファイルの管理、配信ニーズに対応する。
「OPSIGATE」は、これらのファイルのアップロード、ダウンロード、配信などをIPネットワークを利用することで、専用回線などを必要とせず、また、端末側は通常のウェブブラウザが利用できるため、比較的低いコストで、企業内のマルチメディアコンテンツを一元管理することが可能。同時に、ファイルやメディアの保管場所の削減、アクセス管理によるセキュリティ強化、迅速な情報共有の実現をサポートする。
これらの機能は、コンテンツ管理サーバーと管理ソフトウェアである「CMDS-100」のシステム構成によって実現される。CMDS-100の「コンテンツマネージャー」は、汎用的なフォーマットの他、MXFやMP4などの業務用カメラのデータやテープ素材からの取り込みも可能で、登録されたファイルの低解像度のプレビューファイルの自動生成、シーンの切り替えポイントのサムネイル作成、メタデータ登録による検索、編集機能を実現する。登録ファイルの閲覧は、汎用ブラウザから「コンテンツブラウザ」にアクセスすることで行う。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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