大塚商会・日本HP、マイクロソフトは3社協業によるITソリューションパッケージ「MSソリューション 最初の一歩シリーズ」を26日より提供開始すると発表した。大塚商会ら3社は、4月に「マイクロソフトソリューションセンター」という協業プログラムを発表しており、そこで展開しているITシステムとソリューションをパッケージにしたものが、今回の「最初の一歩シリーズ」となる。提供価格は60万円(税別)からで、大塚商会の初年度販売目標は100セットとしている。
「最初の一歩シリーズ」は、マイクロソフトのSharePoint Server、SQL ServerとHPのProLiant G6、StorageWorks EVAによるシステム構成のスモールスタートを支援するパッケージとなっている。これらの組み合わせは「マイクロソフトソリューションセンター」で3社が提供しているシステム構築事例による実績があり、得られたノウハウとともにシステム構成をテンプレート化することで、導入コストを抑えている。また、目的や必要に応じたテンプレートからの拡張も考慮されており、将来の業務展開にも無駄な投資にならないように配慮されている。
具体的なサービスは、例えば、Active Direcoryを活用した「グループポリシー設計パック」、セキュリティパッチ配信の「WSUS設計・構築パック」、ネットワーク検疫を行う「NAPスターターパック」、Web会議システム「Office Communication Serverパック」、Excel集計ツール「exDirectorパック」、プロジェクト管理サーバー「Project Server簡単導入パック」、SQL Serverのバックアップ「SQL Serverディザスタリカバリーパック」、DB移行を支援する「SQL Serverマイグレーションパック」などがラインナップされている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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