ココリンクとインフォーテックは、仮想サーバー上で動作するロードバランサ「バーチャルロードVer.2.0」の販売を開始すると発表した。「バーチャルロードVer.2.0」は、ロードバランサのソフトウェアアプライアンス製品のため、専用のハードウェアを必要とせず、また仮想サーバーのVM上で動作させることができる。
ロードバランシングの機能は、2つの仮想サーバーを稼働させることでActive-Active構成による負荷分散を行うことができる。そのため、価格も88万円からと同等なハードウェア構成によるシステムよりも低コストで導入が可能で、ハードウェアの設置や導入などの手間も削減できる。
「バーチャルロードVer.2.0」が対応している仮想化ハイパーバイザーは、VMware ESX/ESi 3.5とVMware Server 2.0となっている。これらのハイパーバイザーが動作している環境ならハードウェアは汎用的なものでもよい。監視できるサービスやプロトコルは、FTP, SMTP, HTTP, POP, POPS, NNTP, IMAP, IMAPS, LDAP, HTTPS, DNS, MySQL, PostgreSQL, SIP, SSH, TCP/IPと、たいていのサービスの負荷分散が可能だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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