マイクロソフトは、27日より「Windows VistaおよびWindows Server 2008 Service Pack2」(以下SP2)日本語版の無償ダウンロードを開始した。このSP2には、Windows Vista SP1、およびWindows Server 2008に対して行われた更新プログラムの累積と、ユーザーからの声に応えるための既存機能の拡張などが含まれる。
SP2の適用対象となるOSは、Windows VistaでHome Basic、Home Premium、Ultimate、Business、Business Blade PC Edition、Enterprise。Windows Server 2008で、Standard、Enterprise、Datacenter(それそれのHyper-Vなしのエディション含む)、Itanium-Based Systems、 Foundation、Windows Web Server 2008、Windows Small Business Server 2008 全エディション、Windows Essential Business Server 2008 全エディションとなっている。また、VistaについてはすでにService Pack1が適用されていることが条件となる。
SP2に含まれる主な改善点、機能拡張は、サイドバーのRSSフィードの応答性向上、Media Centerの録画コンテンツを複数デバイスで共有できる機能、互換性のないドライバを発見するとServce Packのインストールを停止する機能、Servecie Pack適用後のディスククリーンアップツール、Media Player 11で購入したDRMコンテンツにアクセスできない問題への対処、電源管理設定の向上、Hyper-V正式版の同梱、などだ。
マイクロソフトのWebサイトからのダウンロードは27日からだが、DVD-ROMを希望する場合は、6月5日から受け付けが開始されるという。価格は税込みで1,050円だ。