IBMは8日、10台前後のサーバー統合に最適な仮想化推奨モデル「IBM System x3650 M2 Windows Server 2008 DataCenterバンドル・モデル」を発表した。このモデルは、ミッドレンジのx86サーバーである「System x3650 M2」に、仮想インスタンス数が無制限の「Windows Server 2008 DataCenter Edition」をバンドルしたものだ。
「System x3650 M2」は、インテル5500番台プロセッサーを搭載し、メモリは最大128GBまで搭載可能なモデルだ。仮想インスタンス1つに8GBを割り当てるとして16個の仮想化サーバーを実行できる。
この仮想化推奨モデルの最小構成価格は1,428,000円(税込)からとなっており、この価格はサーバー1台に7個以上のインスタンスを実行する場合、コストメリットがでるという。ハードウェアの性能との組み合わせで10台前後のサーバー統合に最適としている。また、このモデルは「IBM System x仮想化検証センター」で動作検証を行っており、導入や設定についてはIBMのウェブサイトや専門スタッフによる電話サポートが受けられる。製品出荷は22日からを予定している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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