OKIは1日、顧客の適用領域に最適な仮想化基盤を一括提供する「仮想化基盤導入トータルサービス」を開始した。
同サービスは、OKIが過去5年間に手がけたさまざまな仮想化基盤構築・運用実績から得た技術・ノウハウを集大成したもの。アセスメントに基づく導入プランニングから、ハードウェア・ソフトウェア製品の選定およびインテグレーション、導入システムの運用支援までを網羅し、顧客のシステム基盤に関する各種課題に対し最適なソリューションを包括的に提供する。
OKIは、2004年から段階的に自社グループ内サーバ約3,300台を仮想化などの技術で統合。業務関連システム数が増加する中、サーバ台数を半減させることに成功している。この実績を通じて得た技術・ノウハウを活かし、同様の課題を抱える顧客に対して、2006年より仮想化基盤の提供を開始。以来、これまでの数多くの課題を解決してきた。これらノウハウを集成したのが、今回の、「仮想化基盤導入トータルサービス」だ。
同サービスでは、仮想化基盤導入の流れを「プランニング」「インテグレーション」「運用支援」の3つのフェーズに大別。各フェーズで顧客の課題解決に適合するシステムのあり方、導入計画の妥当性、発生しうるリスクと対応策等を、熟練のシステム基盤エンジニアリングチームが顧客と共に検証・判定しながら、安全・確実に顧客の適用領域に最適な仮想化基盤を提供する。
基本価格は370万円(税別)~。今後2年間で50社への提供を目指す。