三菱地所は、グループ会社を含む約1万人の全社員を対象とした、DX人材育成プログラム「MEDiA(MEC Digital Academy)」を10月に開設し、研修を開始する。
これまで実施していたデジタル領域の研修対象の範囲や講義内容を拡大・再編。全グループ社員の知見を高めるとともに、それぞれの担当業務の中でデジタル技術を活用し、顧客に新しい価値やUXを提供する。また、自らの業務変革・効率化や、データに基づいた事業・経営判断への活用等を目指すという。
さらに、DXに限らず、全社に蓄積した各事業に関する不動産を中心とした事業に関する知見を全社で共有するため、新たにオンライン研修プラットフォーム「MEC ACADEMY」を新設。不動産事業をはじめとする社内の様々な知識・スキル・経験を共有することで、DX以外の領域においても、部門を跨いだ新たな挑戦を促すという。
なお、MEDiAもMEC ACADEMY上で展開するという。
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