DropboxとNVIDIAは米国時間11月17日、AIの力によってナレッジワークを強化し、数百万人のDropbox利用者の生産性を向上させるための協業を発表した。
両社の協業により、DropboxのAI機能がパーソナライズされた生成AIの新たな用途によって拡張されるという。これにより、検索精度の向上、整理機能の改善、クラウドコンテンツ全体にわたる顧客のワークフローの簡素化を目指すという。
Dropboxは、NVIDIA AI Foundationモデル、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア、NVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングで構成されるNVIDIAのAIファウンドリを活用し、AI搭載製品の体験を強化する計画だとしている。これには、アプリ、ツール、コンテンツを単一の検索バーで結びつけ、利用者が必要なものを見つけやすくするユニバーサル検索「Dropbox Dash」や、Dropbox全体の大容量ファイルの中から質問したり要約を得たりできるツール「Dropbox AI」など、DropboxのAI機能が含まれるという。
NVIDIAは、DropboxがAIを活用した新機能を提供し、利用者のコンテンツやワークフローにインテリジェンスをもたらすためのツールを構築。NVIDIA AI FoundationモデルとNVIDIA NeMoフレームワーク(大規模言語モデルを開発、カスタマイズ、展開するためのエンドツーエンドのプラットフォーム)を使用することで、DropboxはLLMをカスタマイズしてファインチューニングすることができるという。
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