NVIDIAとSnowflakeは米国時間6月26日、企業が「Snowflake Data Cloud」内でデータを安全に使用し、生成AIアプリケーションを構築するための方法を提供すべく、提携することを発表した。

大規模言語モデル(LLM)を開発するための「NVIDIA NeMo」とNVIDIA GPUのアクセラレーテッドコンピューティングにより、企業は、Snowflakeアカウント内のデータを使用して、チャットボット、検索、要約など生成AIサービス用のカスタムLLMを構築できるとのこと。データを移動することなくLLMをカスタマイズできるため、Snowflakeプラットフォーム内で専有情報を保護、管理できるという。
また、Data CloudにおけるAI機能の拡張により、顧客は既に管理しているデータで生成AIアプリケーションを作成できるため、データのセキュリティを維持しながら、コストと遅延を削減することが可能だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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