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テレマーケティング市場は鈍いながらも徐々に回復か

矢野経済研究所が調査報告サマリを公表

調査対象は、テレマーケティング・エージェンシー、コンタクトセンター/CRMソリューションベンダー。

矢野経済研究所のサマリーによれば、テレマーケティング市場は、金融危機の影響により業績が悪化した企業が、外部への資金流出を避けテレマーケティング事業者の利用を減少させたため、2008年度から市場の成長が鈍化したものの、アウトソーシングの利用による経営効率化への需要は根強く、景気回復に伴い徐々に成長が回復する見込みだという。2006年度~2011年度は、年間平均成長率(CAGR)3.4%で推移し、2011年度には、5,072億円になると予測されている。

一方、コンタクトセンター/CRMソリューション市場は、2008年度は景気の悪化により企業の業績が悪化し、IT投資予算が縮小したことで、投資の延期や案件の小規模化が進み、2009年度上半期は2008年度に延期された投資が実行されたため市場に伸びが見られたが、2009年度下半期は、再び投資を控える企業が増加する見込みだという。これを受け、矢野経済研究所では、コンタクトセンター/CRMソリューション市場の2006年度~2011年度の年間平均成長率(CAGR)は2.7%で推移し、2011年度には、4,570億円になると予測している。

【関連URL】
・「コールセンター/コンタクトセンター市場の実態と展望 2009」 
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C51116500

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