日立システムでは、許可していない不正な端末の接続をMACアドレスで検知し、遮断する「オープンネット・ガード」を2003年から提供していたが、構築・設定にはOSの専門知識が必要となり、導入までの準備期間を要していたという。
今回販売される「オープンネット・ガード@D」は、不正接続検知遮断機能とMAC認証DHCP機能に限定したソフトウェアをあらかじめPCサーバに組み込んで納品することで、簡単な設定で導入できるというもの。製品が届いたら、商品に同封されている「ファーストステップガイド」を参照してIPアドレスなどの基本項目の入力と「操作マニュアル」に従って、定義項目を入力するだけですぐに不正接続監視システムの運用を開始することができる。
また、これまで事前の導入支援やセットアップにかかっていた費用が削減でき、初年度の保守費用も含め最小構成で58万円(税込)からというリーズナブルな価格となっている。
日立システムでは、「オープンネット・ガード@D」を、SMB市場の製造業を中心に、今後3年間で300セットの販売を目標としているという。